2016年01月19日

映画「杉原千畝」

最近よく見聞きするこの名前
最初は読めなかった「すぎはら ちうね」

別の映画を見に行った時に見た予告編
唐沢寿明さんが演じると聞いて興味を持った

ここ数年は演者さんで映画に興味を持つ
そんなケースが結構多い気がする
「のぼうの城」もそうだった

<あらすじ>
杉原千畝は数ヶ国語を操る
インテリジェンス・オフィサー(※1)として
満州・リトアニア等様々な国に滞在
身の危険を冒しながら滞在国の情報を仕入れ
日本に発信し続けていた

そのため当時のソ連から警戒され
【ペルソナ・ノン・グラータ】(好ましからざる人物)
に指定された日本初の外交官となってしまい
千畝が希望していたモスクワ大使館行きは
ソ連の入国拒否を受け 取り消される

そんな千畝はリトアニアでナチスに迫害されていた
ユダヤ人にヴィザを発給し避難民の救済に尽力
なぜ政府の許可を待たずユダヤ人に
ヴィザを発給し続けたのか
決意の裏にある感動の真実が明らかに・・・

※1 インテリジェンス・オフィサー
外交の仕事の為の情報収集ないし
諜報活動に携わる外交官の事を言う
<あらすじ終わり>

観賞前の私の予想は
メインはヴィザ発行のシーン

ところが映画「杉原千畝」は
予想以上に見応えのある人間ドラマだった

ヴィザ発給のシーンも結構やったけど
発給に至るまでの色んな状況や
感情の推移等を丁寧に描いていた
そしてその後も

諜報活動をしていたであろう千畝
恐らく様々な計算と共に動いていたと思われる

その中でも千畝の心の奥底にあったのは
ハルピン学院(※2)の自治三訣
「人のお世話にならぬように
 人のお世話をするように
 そして報いを求めないように」
だったのではと思う

※2 早稲田大学に入学後 
経済的理由で継続が難しくなった千畝が
国がお金を出してくれる外務省留学生の
試験に合格し留学したのが
外務省所管の日露協会学校(後のハルピン学院)

最初の一歩を踏み出した千畝
紛れもなく凄い人だと思う
しかし千畝の苦悩や葛藤を映し出すことで
ヒーローとして描いてない所がこの映画の凄い所

そしてそんな千畝に様々な形で協力した人達
人生を賭して動いた彼らがいたからこそ
ユダヤ人難民達に一筋の光を見せられたと思う
(この先安泰というワケではないので
こう書かせてもらった)

その経緯を丁寧に描き出すこの映画
ただただ『感動』で終わらせない
お涙ちょうだいの戦争モノでは決してない
この映画は人間ドラマだ

唐沢さんはさすがだった
その演技力は圧巻
英語が滑らかで元々話せるのか?
と思わせてくれるレベル
加えて違和感なく時代を感じさせてくれた

平成の今から考えると
混沌として恐ろしいあの時代を

妻・幸子(ゆきこ)役を演じた小雪さん
・・・にはずっと拭えない違和感
彼女の顔つきは昭和の日本人とは思えず
彼女が出る度に心が少し昭和から離れていく
そんな感覚に陥ってしまった私
「三丁目の夕日」映画化冒頭に興味を持ったけど
小雪さん出演を聞いて観賞を見送ったのは
私には正解だったと改めて思った
あくまでも個人の感想だけど

ただ最後に写真で出てきた本物の幸子さんは
結構な美人さんだったので(日本人の顔だけど)
その辺を踏まえたのかなとも思ったり

他の演者さんも素晴らしかった
日本領事館運転手として雇われたペシュ役の
ポーランド人俳優 ボリス・シッツさんが
個人的には凄く良くて
ドイツとソ連に分断支配されリトアニアに逃れてきた
ポーランド軍のインテリジェンス・オフィサー
という難しい役柄なんだけど

穏やかな笑顔で「スマーイル」って言う時
修羅場をくぐり抜け続けてきた人間が
見せそうな表情だなーと思わせてくれた

演者さんの力がこの映画をよりリアルに見せた

杉原千畝さんは本当に凄い人だった
映画「杉原千畝」は本当にいい映画だった
posted by ハッピー at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月25日

映画『ギャラクシー街道』

三谷幸喜監督映画🎥
『ギャラクシー街道』見てきた

面白かったよ〜(⌒▽⌒)アハハ!

ただ

先週頃にネットで見たこの映画の悪評
三谷映画であまり聞かない
「つまらない」方面の感想だったので
ちょっと驚いてたんだけど
見たらちょっと分かった気も

・・・ココからは選択制
内容に関わる事も書いてるので
続きを読みたい方だけ先へどうぞ〜🎵
続きを読む
posted by ハッピー at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする